「お金を貯めたいと思ってるのに全然貯まらない。日々の節約生活が辛いんだけど、節約上手な人と自分とでは一体何が違うのだろうか…。楽しく続けられる上手な貯金方法ってないの?」具体的に教えてください。
この記事では、こういった方に向けて、楽しく続けられて、なおかつ効果もある貯金術を紹介します。
【読者さんへの前置きメッセージ】
本記事は、貯金生活の中で辛い思いをしている方や、効果のある節約のコツを知りたい方に向けて書いています。
この記事を読むことで、心が寂しくならない、上手な節約方法をイメージできるようになると思います!
※楽しい貯金生活を手に入れることで、今よりもっと豊かに、そして今よりもっとお金が貯まっていくはずです。
目次は以下の通りです。
目次
貯金が辛いのはなぜか?
まずは、貯金が辛いと感じる理由を探っていきましょう。この理由を見つけることができれば、本質的な対処法略の発見につながるでしょう。
理由① 結果が出ないから
貯金が辛いと感じる最も主要な理由として、頑張っているつもりなのに満足のいく結果が出ないからといった点が挙げられるでしょう。あんなに切り詰めたのに、これしか貯まってないの?と思うような現象です。
頑張っても頑張っても結果が出なければ、そりゃ辛いですよね。
理由② 頑張りすぎているから
「貯金しよう!」と努力することは素晴らしいことですが、その頑張りの方向性が間違っている可能性もあります。
貯金が趣味でもない限り、自分へのご褒美を全面的に控えたり、お金のかかる趣味を完全にシャットダウンしたりなど、我慢だけの生活をしてしまうと、さすがに心がすり減っていってしまいます。
理由③ 節約や貯金にまだ慣れていないから
少なからずいままでの自分の消費・浪費量を見直して削減していく必要がありますから、節約初期は、節約・貯金という行動自体が煩わしく思うこともあるでしょう。
しかし、こちらは時間が解決してくれます。辛いのは最初だけです。慣れてしまいさえすれば、徐々に楽になっていきます。
自転車に乗る際に、最初は不安定で強くこがなければいけないけど、ある程度スピードに乗ればこぐ力を弱めても楽に進めるのと同じようなものです。
理由④ 貯金以外のことでストレスを抱えているから
貯金が辛いと感じる根本的な理由が、貯金をするという目標を達成するための行動の外に見出されることも多々あります。
仕事や人間関係など、貯金以外のことでストレスを感じ、肉体的・精神的に負荷がかかりすぎると、知らず知らずのうちに無駄な浪費をしてしまいます。
貯金が上手くいく決定的なポイント
理由①②③を踏まえると、確実にお金が貯まる方法と身を滅ぼさないための継続できる貯金マインドがあれば、一気に節約・貯金の辛さが軽減すると考えられます(理由④は、節約・貯金の範囲外のことですので今回は取り上げません)。
これらを達成する手法は、以下の2点になります。
【貯金の辛さを解消するためのキーポイント】
✔ 固定費を下げる
✔ 無理をしない
ひとつずつ解説していきます!
ポイント1: 固定費を下げる
自分の努力とは関係なく、確実に節約を成功させる方法があります。それは、固定費の引き下げです。
固定費とは、毎月(あるいは毎年)決まってかかるお金のことです。
固定費は、変動費と比べて価格が大きいものが多いため、ここを削ることができれば、節約効果はかなり大きくなります。また、固定費は、契約や設定を一度変えてしまえばいいので、日々気にしなければならない変動費の節約よりも圧倒的に楽というメリットもあります。
固定費は、毎月自動で口座から引き落とされているので、自分が払っているという感覚を実感しにくいという性質があります。そのため、知らず知らずのうちに結構大きな額が引かれてしまっているかもしれません。できるだけ早めに見直しを行うことをおすすめします。
ポイント2: 無理をしない
貯金額を増やしていくために最も効果があるのが、貯金や節約を習慣化させることです。
一過性の爆発的な努力はいつかリバウンドしますし、切り詰めすぎた節約行動は身も心も滅ぼします。こうした方法は、逆効果な上に人生の大事なものを失ってしまうことにも繋がりかねません。
長期間にわたり、貯金や節約を継続していくためには、それがもはや貯金や節約とは感じないほど当たり前のことと思えるくらいの状態をつくることが望ましいです。つまり習慣の確立が資産形成(貯金の成功)にとって最も大切ということです。
そのためには、生活満足度や人生の価値、心の豊かさや身体の健康を犠牲にしない範囲で、賢く無理のない節約・貯金を行っていくことが最重要ポイントとなります!貯金をしている状態が当たり前の状態と思える、いや、もはや楽しいと思えるようになるためには、無理な努力をしないことが大事なのです。
楽しく貯金を楽しむためのコツ5選
以上のポイントを押さえた上で、貯金が楽しいと感じるようになる考え方に話を進めていきましょう。
家計管理を行う
「貯金額=収入-支出」ですから、収入と支出のバランスをしっかりと管理することが重要です。そのために家計簿をつけることを中心として、数値を見えるようにしておくと、自然と節約・貯金へのモチベーションが高まります。
人間は、自分が頑張ったことの成果をはっきりと認識したいという欲求があります。家計簿を利用することで、自分の努力の結果を数値で残していけば、ゲーム感覚で楽しく貯金ができます。
家計簿をつける際に、少しでも黒字家計だった場合は全力で喜びましょうね!
中間目標と最終目標を使い分ける
もし貯金に関する目標を立てる場合、複数の中間目標を用意することをおすすめします。
モチベーションを保つためには、遠すぎるゴールにがむしゃらに向かうよりも、イメージしやすい短期目標をターゲットにした方がよいといわれています。その方が、目標を見失わないですし、目の前の行動に現実味が帯びるからです。
最終目標は、現時点での自分から見るとハードルが高い場合が多いので、貯金の挫折を防ぐためにも、達成可能な中間目標を設定しましょう。
お金がかからない趣味を見つける
趣味をしている時は誰であってもリフレッシュできるはずです。そんな趣味にお金がかからなければ、節約しながら充実した人生を送ることができますよね。
現在趣味にお金がかかっていたとしても、お金がかからない方法で代替できないか考えてみることも有益でしょう。考えた挙句、代替してしまうとどうしても満足度が下がる場合のみ、課金すればいいのです。
貯めるだけではなく、増やすことにも挑戦してみる
マンネリ化して、貯金が飽きてしまっては貯金自体が楽しくなくなってしまいます。貯金をある程度継続することができたら、貯めるということだけでなく、増やすということにも挑戦してみるのもいいでしょう。
具体的には、余剰資金で安全な投資をするということです。現在は、積み立てNISAという国が推奨している投資の税制優遇制度もありますし、資産運用のハードルがものすごく下がっています。
資産運用で、お金がお金を生んで、資産が増えていくということを体験すると、貯金の大切さと楽しさをより深く感じることができます。
使うときは使う
貯金において、過剰すぎる我慢は厳禁です。ダイエットと同じようなもので、やみくもな努力は一時的にはうまくいってもやがてリバウンドしてしまいます。
貯金においても、メリハリが大切です。「使うと決めた時は使う。」「贅沢をするときは心から楽しむ。」こうしたマインドが大切です。
メリハリがあるからこそ、日々の生活も頑張れるわけです。継続することが最も大切な貯金において、チートデーは必要なのです!
楽しい貯金生活で、幸せで豊かな未来を手に入れましょう
節約したり貯金したりすることそのものに楽しさを見いだせれば、人生の充実度や日墓の生活の満足度を下げることなく、健康的にお金を貯めることができます。
自分や自分が大事に思う人の将来のために行っている貯金。いくら将来のためだからと言って、今を捨てる必要はありません。賢い方法を身につけ、今も未来も大切にできる貯金生活を送ってください。