節約・貯金

20代30代こそ貯金習慣を身につけるべき!絶対にお金が貯まる方法3選も紹介!

貯金習慣
お悩みちゃん
お悩みちゃん

お金が全然貯まっていかない。なんでー?

お悩みくん
お悩みくん

もっと楽に貯金する方法はないの?

こういった悩みを抱えている方は意外と多いですよね。

貯金しようと思っているのに、思うようにお金が貯まっていかないは、貯金習慣が身についていない可能性が高いです。

本記事では、貯金下手が陥りがちなポイントを踏まえつつ、貯金習慣が身につく方法・考え方を深堀します。

にっく
にっく
この記事の内容を実践していただければ、確実に貯金習慣が身につき、資産が増えていきます!努力は必要ありません!!

貯金習慣が大切な理由

貯金習慣が大切な理由。

それは貯金額というものが、日々の習慣に大きく左右されるものだからです。

切り詰めすぎた節約や我慢は、かえって生活の負担となり、自分を苦しめていくだけです。無理な貯蓄行動は身を亡ぼすだけ。心が寂しくなるような節約生活は継続へとつながっていきません。したがって、極端な追い込みというのは、長期目線での貯金額増加には望ましい影響を及ぼしません。

大事なのは、無理な努力をすることなく、自然とお金が貯まっていくライフスタイルを獲得してしまうことです。貯金上手の人は、幸福度を下げることなくお金を貯めるための習慣を身につけており、普通に生きているだけで黒字家計になっています。

貯金習慣を身につけることにこそ、人生を豊かにする本質的な価値があるのです。貯金習慣=人生の偉大な財産です。

20代や30代こそ貯金習慣を身につけるべき

特に、若ければ若いほど貯金習慣が人生に与える効力は大きくなります。

なぜかというと、

・その習慣が長く使えるから

・早いうちから余剰資金を投資に回せるから

です。

人生の早いうちから、スマートな貯金習慣を仕組化することさえできれば、普通に生活しているだけでお金が貯まっていくという恩恵を長く受けられますよね。逆に、20代や30代で何も考えずに無駄遣いをしてしまっていると、それが浪費癖として人生において尾を引いてしまいます。

また、早いうちから投資をしておくことも資産拡大の観点から見ると意義深いことです。投資でお金を増やそうと考えるときに、時間を味方につけるという考え方が非常に大切になります。長期で投資することにより、複利パワーを多く享受することができるからです。複利の恩恵を存分に受けるためには、できるだけ早く投資を始めることが有益となります。しかし投資をするには元金が必要となりますので、その元金を作るという意味で貯金習慣が大切になっていきます。

複利効果とは

複利とは簡単に言うと、時間とともに増える量が増えていくということです、投資で得た利益を引き出さずに投資資金の中に追加していくことによりこれが実現します。

たとえば、100万円を年利5%で3年運用するとします。このとき、単利ですと3年間で15万円増えるということになります(5万円×3年)。複利の場合、最初の年に増えた5万円を次の年に繰り越せるため、2年目は105万円に対して5%(52,500円)が増えます。3年目は110万2,500円に対して5%(55,125円)が増えるということです。つまり、単利と複利ではたった3年で7,625円もの差がつくということです。この差は時間が長くなればなるほど広がっていきますから、複利パワーというものは、時間とともに指数関数的に増大するというロジックです。時間を味方につけるとはこのことです。ちなみに100万円を年利5%で20年間運用した場合に、単利ですと、100万円(万円×20年)、複利ですと165万円増えます。

つまり、複利とは『利益が利益を生む』ということ。まさに『お金が働いてくれる』といった状態です。

貯金習慣を身につけるために最初にすること3選

その① 家計状況を把握する

家計簿

貯金習慣を身につけるためには、まずは自分の収支の状況を把握する必要があります。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

えぇーつまらない!

お悩みくん
お悩みくん

せっかく貯金習慣が大事ってことが分かったのに、いきなり地味じゃない?

こう思われた方、ちょっと待ってください。

貯金額のすべては、『収入-支出』という引き算で決まってしまいます。一切の例外はありません。使った額が収入を超えているような状態は、いわばバケツの底に穴が開いているようなものです。まずは、自分のバケツに穴が開いていないかを確認する必要があります。

まずは3か月ほど、家計簿を付けてみて、自分の支出額や支出の種類を把握してみてください。家計管理をすることで、自分の支出の大きさや特徴を見つめ直すことができますのでかなり有益です。「何にどのくらい使っているのか?」「その出費は必要なものだったか?」「その買い物で幸せになったのか?」などを自問自答することで、貯金習慣に必要な基本的な考え方や賢い消費行動が身につくでしょう。

家計管理をないがしろにすることは、ダイエット期に体重を測らないようなものです。地味なことですが、家計管理が貯金習慣の獲得に与える効果は間違いなく大きいので、ぜひ実践してみてください。

その② 固定費を下げる

固定費とは、毎月決まってかかるお金のことです。具体的には、「家賃」、「保険料」、「携帯代」、「電気・水道代」、「サブスクリプションサービス」等のことです。

固定費は、節約や買い物に全く関係なく、問答無用で毎月決まって出ていくお金ですので、払っているという自覚を伴わない形で知らず知らずのうちに膨れ上がっていきます。その分、家計に与えるダメージも大きくなりますね。このことは裏を返せば、固定費を抑えることができれば、一気にお金の余裕ができる可能性が高いということにもなります。

ですので、1つ1つの固定費を、

・本当に必要なのか?

・もっと安い方法で代替することはできないか?

という観点で見直してみる価値は大きいです。見直してみると、意外と抑えられる部分が浮き彫りになるものですよ。

固定費は、1度設定を変えてしまうだけで、勝手に支出が減る仕組みが出来上がります。簡単な割に貯金に与える威力が大きいのが魅力です。

何も頑張らなくてもお金が貯まっていく。固定費の見直しは、まさに貯金習慣の王道なのです。

その③  先取りで貯める

これまで貯金に失敗してきた方や貯金初心者の方は、使う用の口座と貯める用の口座を分けてしまった方が良いです。

90年以上読み継がれるマネー本のパイオニアバビロン大富豪の教えには、収入の1割を貯金せよ!という教えがあります。収入の10分の1を貯めるということを継続すると、資産は確実に、絶対に、100%、増えていくという極めてシンプルな論理です。

この教えを確実に実践していくための最も確実な方法が、給与が入ったタイミングで手取りの1割を別口座に移してしまうというものです。貯める用の口座に移したお金については、もはやなかったものと思ってしまってOKです。

たとえば、手取りが25万円の方は、25,000円は最初に貯める用の口座へ。生活、趣味、娯楽などは、残りの22万5,000円で行うという感じです。手取り20万円の場合、先取り貯金の金額は20,000円になります。先取りの貯金額は、あくまで給与に対する割合でカウントされるので、「給与が少ないから貯金できない」ということもなくなります。

お悩みくん
お悩みくん

言い訳ができなくなるってことか!

お悩みちゃん
お悩みちゃん

この方法なら誰でも貯金できるね!

にっく
にっく
この先取り貯金も、固定費の見直しと同様に仕組みづくりの1つですので、行動に関する努力なくして自然にお金が貯まっていくとても賢い方法と言えます。

まとめ

「コンビニに行くのを控える」「外食ではなく自炊を」「見栄でブランド品を買わない」

これらはどれも、貯金をする上では確かに大事なことです。しかし、本記事では、もっと根本にある仕組みづくりの部分に焦点を当てて、貯金習慣を身につける方法を紹介しました。これまで貯金が上手くいかなかった方は特に、具体的な節約行動を実践するより前に、努力しないでも自動的に貯まっていく仕組みを作ってみることをおすすめします。

むやみな努力はリバウンドの原因です。まずは、努力せずに確実に結果が出せるところから初めてみてください。