資産運用

【投資信託入門】インデックスファンドとアクティブファンドの違いを解説

インデックスファンドとアクティブファンド

✔ 投資信託を始めようとしたら訳の分からない言葉が出てきた💦

✔ インデックスファンドとかアクティブファンドって何のこと?

本記事を読んでいただくことにより、インデックスファンドとアクティブファンドの概要が分かります。メリットとデメリットについても解説!

【本記事の結論】

インデックスファンドとアクティブファンドは投資信託の種類のこと。

インデックスファンド・アクティブファンド

インデックスファンドとは?

インデックスファンド

 

インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、日経平均やTOPIX,S&P500のような株価指数の値動きに連動する投資信託のことです。

要するに、インデックスファンドを買うということは市場全体に分散投資をするということ。株式市場全体の平均点を狙いにいく投資信託と思えばOKです。

市場平均に、ぴったりと連動した値動きを見せるというのがインデックスファンドの特徴です。

たとえば、TOPIXに連動するインデックスファンドは、TOPIXの値動きにぴったりと連動します。TOPIXが1日で5%上昇した場合、インデックスファンド(TOPIX連動)も5%上昇し、逆にTOPIXが5%下落するとインデックスファンド(TOPIX連動)も5%下落します。

株式だけでなく、債券や不動産などの主要な資産クラスにはそれぞれインデックス(指標)が存在し、インデックスファンドはそれらのインデックスと同様の値動きをします。

ちなみに、インデックスに沿って運用する投資信託をパッシブ(消極的な)運用と呼びます。

アクティブファンドとは

アクティブファンド

 

アクティブファンドとは?

アクティブファンドとは、インデックス(市場平均)を上回る運用成果が得られることを目指し、ファンドマネージャー(専門家)が投資先や売買のタイミングを判断して運用を行う投資信託のことです。

要するに、アクティブファンドを買うということは特定の箇所に集中投資をするということ。株式市場全体の平均点以上を狙いにいく投資信託と思えばOKです。

アクティブファンドは、市場の平均に連動するように設計されてはいないので、平均点を大きく上回るパフォーマンスを出すことが期待できるというのが特徴です。

一方で、平均点を大きく下回る可能性もあるため、インデックスファンドと比べてハイリスクハイリターンであることも理解しておかなくてはなりません。

ちなみに、インデックスを超えることを目指して運用する投資信託をアクティブ(積極的な)運用と呼びます。

インデックスファンドのメリット・デメリット

メリット

手数料が安い

インデックスファンドは市場平均に連動したものを買うだけなので、専門家の手が加わるアクティブファンドに比べて保有コストが安いです。とくに長期投資を考えている投資家は、信託報酬の差がトータルでの投資成績に大きく影響してきますから、ほんの数パーセントの手数料が大きな問題となります。そう考えると、コストが安いというのは、インデックスファンドの大きな利点です。

ローリスク

インデックスファンドは、市場平均に連動しているので、幅広い銘柄に分散投資ができます。様々な銘柄に分散投資することで、全体的なリスクが抑えられます。「卵はひとつのカゴに盛るな」というわけです。

たとえばアメリカの最も人気なインデックスファンドのひとつであるS&P500は、様々なセクター(業種)の銘柄へ分散投資しており、安全に投資できます。

実はパフォーマンスが高い

「インデックスファンドは市場の平均点を目指した投資信託である」ということを聞いて、地味に感じた方もいるかもしれません。しかし、長期で考えた場合、世界の経済は成長していくことが示唆されています。そうであるならば、市場全体に投資するインデックスファンドは、経済の成長とともに右肩上がりになるはずであり、長期的には、比較的大きなリターンも狙えるでしょう。

また、多くのアクティブファンドがインデックスファンドに勝てないということが示されています。大半の人にとっては、手数料が安く、緩やかにではあるが高い確率で成長が見込めるインデックスファンドに投資することが最適解になりそうです。

デメリット

短期間の儲けを期待できない

市場平均は緩やかに上昇していきます。そもそもインデックスファンドは、短期でのリターンを目指した設計にはなっていないため、長期で保有し続けることが一般的です。

個別株やアクティブ運用のように、1日で2倍になったり3倍になったりする可能性は低いでしょう。しかし逆もしかりで、短期間で大きく暴落する可能性も低いです。

元本保証ではない

ローリスクなインデックスファンドですが、元本が保証されているわけではありません。購入時よりも売却額が減る可能性があることを十分に理解した上で投資する必要があります。

しかし、これまでの歴史において代表的な指数は右肩上がりを見せてきており、今後も経済全体が成長すると見込むならば、長期的には資産が増えていくことが考えられています。長期投資を前提に、短期的な揺れ動きに一喜一憂しすぎないことがパッシブ運用をする際のポイントになるでしょう。

※アクティブファンドも元本保証ではありません。

アクティブファンドのメリット・デメリット

メリット

うまく商品を選べば、高い利益を得られる可能性がある

アクティブファンドのすべての商品が、インデックスファンド以上のパフォーマンスを出せるというわけではないですが、良い商品を選べば、短期的なリターンを獲得できる可能性があります。

実は、70~80%がインデックスファンドのパフォーマンスを下回ってしまうことが明らかになっていますので、アクティブファンドで高いリターンを狙うのは上級者向けかもしれません。

しかし、アクティブファンドは、目利きがあり、優秀なファンドを選べればインデックスを大きく上回れる可能性を秘めていますので、この点を抜き出せば利点といえるでしょう。

デメリット

手数料が高い

多くの運用の専門家が関わる分、アクティブファンドの手数料は高くなります。

長期運用を見込むのであれば、投資信託を持っている限り毎日かかる費用である信託報酬が足かせになり、最終的な投資パフォーマンスが落ちてしまいます。アクティブファンドは短期投資に向いた金融商品といえるでしょう。

また、手数料を高く払っていたとしても、必ずしも高いパフォーマンスが確約されているわけではありませんし、高い確率でインデックスファンドを上回るということでもありません。アクティブファンドはあくまでも、インデックスを上回ることを目指すというだけです。

もし、インデックスファンドと同じようなパフォーマンスをした場合には、アクティブファンドは手数料分負けてしまいます。

ハイリスク

アクティブファンドの投資手法は、特定の部門への集中投資が多いです。インデックスファンドほど分散が効いていないので、その分リスクは高くなります。

インデックスファンドのように「経済全体が成長するのだから市場全体に投資しておけば平気!」というわけにはいきません。アクティブ運用に際しては、投資先に関するしっかりとした調査やより高度な投資知識が必要となるでしょう。

まとめ

本記事では、投資信託の基礎知識として、インデックスファンドとアクティブファンドの違いや、それぞれのメリット・デメリットを解説しました。

投資信託界隈では、初心者の場合、市場全体に連動するインデックスファンドに投資することが推奨されています。

しかし、投資方針や投資目的は人によって異なると思いますので、それぞれの特徴をよく理解した上で、どちらに投資していくか決めていただければ幸いです。

✅インデックスファンドは市場全体に投資する投資信託である

✅アクティブファンドは市場平均を上回ることを目指した投資信託である

✅それぞれの特徴を理解した上で、目的に応じて投資しよう